2018年の邦画の話【超】
2018年に観た、2018年度公開邦画を16本観ました。
ドラゴンボール観たよ!これで心置き無く2019年に挑めっぞッ!
絶対観てくれよなッ!
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仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER
パンク侍、斬られて候
ドラゴンボール超ブロリー
マンハント
カメラを止めるな!
孤狼の血
去年の冬、きみと別れ
50回目のファーストキス
来る
サニー/32
↓
あほくさ
※上記映画のネタバレ全開だし、あくまでも個人の意見やからこれを読んで「観なくて正解wやっぱりクソだったじゃんw」とか言わずに観てくれよな。映画は地獄、体験してなんぼよ。
仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER
・「現実を生きるために虚構は存在し、虚構が活きるために現在はある」っていう虚構からのラブレターであり、現実へのエールでした。この手の話で共存の道を示すってのよかったですね。
自分が虚構だと知った仮面ライダージオウに対して創られたヒーローである仮面ライダービルドが「どっちでもいいだろ」ってあっさり言い放つのクッソかっこよかった。
どっちだっていいんだもんなそんなこと。
結局そこにいくし、答えはない、人それぞれだけど、でも信じてくれる人のところにはライダーはいるっていう選択の余地をくれたのほんと優しい。優しい映画だなぁ。
あと特撮とかアニメとかマンガとか卒業した~~~とかほざくやつに「勝手に離れてったんだろうが」っていう逆ギレキックかましといて「でもいいよ?」って包容するの、ほんともうすき~~~。
虚構と言えば映画「レディー・プレイヤー・ワン」だけど大金持ちで何不自由のない権力を持ったおじいちゃんが「現実を生きろ」ってほざいてくる始末だったので、映画「レゴムービー」の「あなたがいたからわたしがいる」路線でくるとは思わなかったです。絶対仮面ライダー卒業ルートだと思ったら爆進ルートでほんと……。
空っぽの星で時代をゼロからはじめたコンテンツが唯一無二のビー・ザ・ワンになったんだなって。
ガバはあるけどエモで押す戦法好きよ……ッ!最後の方とか暴力しか画面に映らないからいいですねこれ~~~。ほんと暴力しか映らなくなるのでほんと。暴力が画面を制圧した。おれは見た。
一個気になったところでいうと、アクションとか爆破とかのレベルはどんどん上がってるなってわかるんですけど、CGとかが一向になんか……雑じゃない?なんかCG丸出しっていうか。これを踏まえて考えると、もしかして実写邦画は映画「デビルマン」のクオリティから全く進んでいないどころか下がってきてるのではないか?ってことな。クソ映画クソ映画言われて映画「デビルマン」を観てもなんというか「まぁ……そんないうほどかな」って思うのはしゃくたんが映画当たり屋してるからじゃなくて「大体こんなんじゃん」っていうテンションになりつつあるからでは?もう……大体こんなんじゃん今の邦画、そんで「デビルマン」がキレられたのはあの時代は「邦画はハリウッド映画と並べる」と本気で信じていたからんだよね。マジで。今思う?邦画がハリウッド、お外と戦える出来かって思う?絶対無理だよ……。あの時代、というか邦画の未来を決めたのが「デビルマン」だったのかな。えへへ。
パンク侍、斬られて候
・社会批判映画でここまで説教臭さというかオナニー動画見せつけみたいなデキになんねーのはすごい。俺たちはみんな宮藤官九郎になりたかったんだ……。
マンハント
・男二人手錠で繋がれて銃を撃つ映画なんですよ?八億点ッ!
・後半セリフが「グワーッ!」「アーッ!」「うりゃーッ!」「ワーッ!」しかなくなって本当に暴力しかなくなった。
シェイクスピア悲劇みたいだったな……すごい……
カメラを止めるな!
・今でもたまに「うぉーなにこれダサカッケーえ?カメラマン変わった?」って言っちゃう。
孤狼の血
・原作のガミさんと映画のガミさんは別人やけど両方美味しいからええんじゃ解散ッ!
去年の冬、きみと別れ
・あらすじで結末がわかる映画なので「まぁそうやろな」「うん、知ってた」で話が進む。当然驚くこともない。
深刻コブダミ声として親しんでいた岩田さんのダミ声がここでも披露され「これが地なんだ」と思った。
エンディングテーマがパリピ。
万引き家族
・フランス人が好きそう。同じ日にアメリカの貧乏人映画「フロリダ・プロジェクト」(※タイトル間違えてたすんません……すんません……教えてくれてありがとなッ!)も観たんですけどゲップを自慢げにするシーンがあって「貧乏人は頭も貧乏だからゲップをすることが最大限の創作活動なんだ……」って絶望的な気持ちになりました。オトンもよくゲップをします。悲しいな。
未来のミライ
・細田守の親族しか楽しめない映画っていうニッチ通り越してなんだこれ……なんなんだ……って気分になる。
細田守ん家の葬式を疑似体験できる映画。
世にも珍しい「細田守向け」の映画なので、細田守以外が観るとクソになるのは仕方がない。
とにかくつまらない。これにつきるんだけど、このつまらなさが「身内ウケ特化」っていう特殊な形態なのが今作の新しいところ。
子供出来たのをきっかけにした映画は「バケモノの子」に続き2本目なのかな、正直同じく子供が出来たきっかけで出来た映画「インサイド・ヘッド」に八兆億万光年くらい差が開いてるクソバカダサ映画だったんすけど、今回もね、やってくれましたね……とりあえず細田守監督は映画を作るたびに「この人の奥さんにだけはなりたくない」「こんな思いをするのなら一人でいたほうがいい」って恐怖を与えてくれる人なんでこの国の衰退に拍車をかける原因なので……?
この映画の流れが
ガキが「わかる、それめっちゃわかる」って理由で癇癪起こす→親が割と理不尽に怒る→ガキふて寝→空想の世界へ→ガキ成長→親ニコニコ。
なんだよね、これおかしいって思わない細田守監督はもしかして奥さんがお熱出して「ごめん、今日ご飯とか無理」って言ったら「自分のことは自分でするから、君はゆっくり寝ててね」って言って本当に自分のことしかしないタイプなのかなぁ?
しまじろうとかクレヨンしんちゃんとか、親と子供が出てくる話はちゃんと「双方の反省」がいるわけ。
ガキが「あの時わがまま言ってごめんなさい」って謝ったら親はガキのことフォローしつつガキに「怒鳴ってごめんね」って一言あるべきなんだよ。それが「この人は話を聞いてくれるし、話を受け入れてくれる」となり積み重ねになり「この人がここにいるから、もっと遠くへ行っても大丈夫」って安心に繋がり自立してくんだわ。
ガキがひとりで大きくなったなって思ったらそれはガキの方から「こいつらは頼りにならないから見捨てる準備をしよう」って割り切られてんだよぉマジで。
くんちゃんは着実に親への不信感が募って募って募って、でも妹って存在で縛られて家にいるようになるんだなって……でも絶対大学進学とかで出てってそれっきりになると思います。そうなって欲しいです。
ほんと子供の頃のお母さんと出会うエピソードひっどかったからね、ほんと。
この映画の空気感としては
「雛人形飾ったん?あ、覚えてる?子供の頃あんた雛人形早く仕舞わないと結婚できないって泣いたの。あれ面白かったよねぇ。どう?もうこれしまおうか?」
みたいな話が延々と続く。
子供の頃の失敗談を笑い話として出される場面って割とされる方は本気でやめて欲しそうだし居た堪れなさそうじゃん。
でもちょっとでもやめてって言ったら「子供の頃の話やん!」「ええやん○○ちゃんなんてな」「もー恥ずかしがってほんまのことやろ」って全く取り合ってくれないこの感じ。
不快感がすごい。とにかく凄い。
これ多分よっぽど、ものごっつい話の上手い人じゃないとどうやろうと面白くないよ。よくやろうと思ったな細田守は。すごいよ。
「熱を出した時に観る夢」とか言ってる人いるけど、人のイマジネーションを舐めるな。熱ブーストあんねんぞ。もっとやるわ。
あと話と関係ないんですけど、この主人公夫婦の住んでいる家がめざましテレビで平成ジャンプ伊野尾慧くんに紹介される「全く老後を考えていないデザイナーズハウス」なので、二人で生きていくテンションで作ったものの周りからの「子供は?」「早いほうがいいわよ」「ヤってる?」の声に耐えかねて作っちゃったな感全開なんで、くんちゃんは近いうちのあの階段だらけの家ですべって死にます。
「じゃあ二人目だね」「まだ大丈夫」「こっちも面倒見るし」の声に耐えかねて二人目作ったな。
これはしゃくたんだけかもしれんけど、オチのない話をされるのガマンなんないんで、マジ苦痛でした。
大阪の人は普通の「バイト先であったおもしろ話」とか「ペットのドジ話」とか「恋人の愚痴」とかでも平気で「オチは?」って聞きよるけど、他府県民怯えるからやめや。
そんで大阪人はオチつけるやめや。普通の話を変におもろすな。
名探偵コナンゼロの執行人
・これ凄いんですけど、主張がないの。
映画って創り手の鬱憤が爆裂するもんだと思ってそのドロッドロしたやべえやつを魅せてくれやぁって面があんねんけど、しゃくたんが映画当たり屋やからかもしれんけど!この映画まったく主張がない。
あるとしたら「安室透めっちゃ萌え」ってだけ。ほんと動く同人誌は伊達じゃない。マジで。
人種差別的発言、性差別的発言、宗教差別的発言、政治的発言など一切なくただただ登場人物というかストーリー1本使って「安室透ってめっちゃかっこいいでしょ!可愛いでしょ!素敵でしょ!最高でしょ!すっごでしょ!天才でしょ!」とぶちこむ桐生戦兎戦法でぶちこまれた本作はマジで「安室透が好き」とか「安室透気になる」とかの動機がないと「なんか味のないガムみたいな……相棒のハズレ回通り越して没回みてえな話だったな」ってなるなって……しゃくたんはこれ見てコナンコンテンツ触れるのやめたタイプやねんけど、これは同人誌における注意書きをよく読んでないしゃくたんが悪いのねほんと。安室透サークルの本なんでこれ、文句言う奴がおかしい、いいね。
BLEACH
・仮面ライダーフォーゼの完全新作映画でエルカンターレした人に変わり杉咲花ちゃんが新ヒロインで登場!にしたほうが多分みんなが幸せだった。
全く関係のないHiGH&LOWでの前田公輝の方が石田雨竜に似てただったことはここだけの秘密だ。
まぁ「BLEACH」の実写化としなければそこそこ面白いので、ってこれ前から思ってたけど「ジョジョ~」もジョジョとして見なければ面白いんだけどそれって意味あんの?????
原作に対するなんかが抜け落ちてんだよなぁ……。続編やりたそうだけど、絶対仮面ライダーフォーゼにしたほうがいいと思います。絶対。
ニンジャバットマン
・「このメンツマジで濃いwやばすぎw」って書いちゃう大学生のフェイスブックみたいなテンションは大学生のうちに卒業してくれや。
僕はこういう「やってる人は面白いと思ったんだろうな」ってド滑りを見せられてる時が一番苦しいねん。
ウケは狙って出るもんちゃう、ウケは自然と沸くもん。信じてくれ。
なんというかプロが目の肥えた客相手にするので「こんな感じで」とか「こんな風で」「こういう話で」「わかってるんで」って阿吽な感じで通じちゃうからゆえの手抜き感。
飲み会でゲラゲラ笑いながら話して今度やろうよ!絶対面白い!って盛り上がるねんけど第三者に「この間めっちゃ面白いことあってさ」って話してる間に「何が面白かったんだろ」ってなって第三者も「で?」って顔してる感じでのあれを体感してなんか、不思議な映画でした。
ラプラスの魔女
・福士蒼汰の桐生戦兎コスプレだけが目を引く本作。
あまりの顔面偏差値の高さに嵐の櫻井くんが一番のブサイクになるという緊急事態を引き起こすのでブスは休憩しながら見ようね。
今作はファンの「まぁ櫻井くん見れたし……」の一言につきる話というか……原作読んでないのであれなんですけど。もっと絶対面白いはずなんですよこれ。
ラプラスの悪魔は「その場を全部一瞬で何もかも完璧に計算できたら未来予測ができちゃう」ってまぁ言うてるのであって、それに伴い「絶対ここ硫化水素起きて、ここに立たせてたらピンポイントで殺したいやつに硫化水素がかかる」ってスポットを計算するわけなんですね、これで殺人を行うと、じゃあそれって「殺人」になると思います?「事故」ちゃいます?どうやって「立証」します?って話だと思ったら違うのよ……。
これ……その元々の「ラプラスの悪魔」が難しいから上手く料理出来なくて中途半端通り越してなんかもうギブアップの声がするんだよね。
ラプラスの悪魔がしゃくたんはいっぱい解釈できる話だと思うわけね。
完璧な計算ってそれはどこまでの完璧さが必要なのか、その予測に対して5分前後に起こりうる多少のトラブルを含めた完璧さが必要なのか、それともその一瞬のみの完璧さなのかとか。まぁまぁその……えっと……この話がもっともらしく言うとる「ラプラスの悪魔」が本当におったらめっちゃスゴイでってこと自体が「いやそれはないやろ」ってこの理論聞いただけでなるっていうか。
なんていうか、その、ぶっちゃけると「あー中学の頃こういう用語めっちゃ憧れてまったく理解してないけどオリジナル小説の設定に使ったー」っていう懐かしさがすごかったです。
これ、原作どうなってんだろうね。
あと「その全ての物体くん?っての?の運動量と位置を同時に知ることは不可能やで」って不確定性原理が発見されとるから完全否定されとるんかい。おい。
50回目のファーストキス
・福田雄一監督は着実にドラマ「勇者ヨシヒコ」の貯金を崩してもう底が見えてきたなって感じで堤幸彦ルート入ってんのかなこれ。最低リメイク賞あったらダントツなんですけど、オリジナル版にもあったギャグが現代でもバカウケするってのは「やっぱり名作は名作なんだな」って胸が熱くなりました。福田雄一監督オリジナルギャグでは誰も笑いません、ピコ太郎のくだりは「みてはいけないものをみてしまった」空気でいたたまれなかったです。福田雄一監督はオリジナル版を観てどの部分で「俺がリメイクできそう」だと思ったのかな。自意識過剰のナルシストだなぁ。すごいなぁ。小説「ぼぎわんが、来る」であそこまで悪意に彩られた「ホモソーシャル」って存在が姿をまとえば「田原秀樹」になり映画になるなら「50回目のファーストキス」になるんだと思います。とにかくもう2018年なんですよ、この世界は。この世界は着実に変わりつつあるんですよ。なんで日本だけ取り残されてるの?なんで?って悲しくなるんだよなぁ。ほんと。
来る
・第一弾予告編でめっちゃワクワクして第二弾予告編で「たかがひとり産んだくらいで」ってセリフで「あーはいはい。これ結局は人間が一番怖い(笑)的な?虐待DV的なあーそーゆーことね完全に理解した(笑)」って態度で原作「ぼぎわんが、来る」読んだんだけどめっちゃ面白かったです。
滅茶苦茶面白かったです。
洒落怖とか好きな人は好きな淡々とした文体で淡々と怖い。
そしてなによりもこの手の話にして珍しくバケモノakaぼぎわんがきちんと出てくる。
バケモノの仕業に見せかけたキレた奥さんの仕業とかじゃない、マジでぼぎわんはやってくる。マジで。その魅力。
そして「悪い人」が「田原秀樹」ひとりなのがよかった。
絶対これ奥さんも虐待してるとかあると思ったんですよ「虐待の連鎖(笑)みたいなので子供がバケモノ呼んだ(笑)あるある(笑)本当に怖いのは人間(笑)」っていううっすい話だと思ったんだけど、そうじゃなくって、きっちりと徹底的に「悪」を書くその文章から憎しみが滲んでるかのような悪へのマジムカつく死ねよオーラ最高じゃん。もうね。最高なんでほんと。
そして三章。
霊能者姉妹と婚約者の話。
なぜ田原家に手を貸すのかの話も「悪」へのねもうムカツク死ねよオーラが全開マックスで最高なんで……
もうこの話徹底的に「田原秀樹」と名付けられた「モラハラ夫」と「ホモソーシャル」への悪意で成り立ってんの。わかりやすい文章とわかりやすい事例でもうこれでもかと「田原秀樹」は悪を振りまく。圧倒する。マジで。2018年ベスト悪役は「田原秀樹」だよ本当。マジで。
モラハラ夫の描き方が上手いんだよ~マジで~。悪気0だからねホント田原さんは、「自分の嫁はこんな子だから俺がしっかりしなきゃ」って善意でやるからねホント。夫婦で話し合いしても多分「夫であり家長である自分がしっかりしなくては」って頭でくるから絶対平行線だと思うし、嫁も黙っちゃうタイプだから「沈黙は了承!ハイ論破!」くらいにしか思ってない悪循環でほんと最悪の組み合わせで結婚したなぁ。
「ホモソーシャル」どっぷりもまぁ田原さんの性格というか育ってきた環境からしてそうなるしかないっていうところが伺えるのがタチ悪いんだよ~~~「オカマ」とか「ニューハーフ」とか言っちゃダメなんでしょ?って言った口で「オネエ」って呼んでくるタイプだなって~~クソが~~~。
で、映画だと「本当に怖いのは人間(笑)」になっちゃって。
なんで奥さんもこんな悪い女になってるの?意味わかんない……このオリジナル設定いる?
娘の性格もクソガキになってるのなんで?割と大人しいいい子だったじゃん……オムライス設定いる?
記者の離婚原因は彼が無精子症で「だって子供欲しいもん」って捨てられたじゃん……なんで?事務所NG出た?
とにかく原作に描かれた「モラハラ夫」への怒りと「ホモソーシャル」への嫌悪感が一切なくなったの意味わかんないんだけど。
なんかもう「田舎ウザイ」に履き違えられてる?違うわボケ。ちゃうって。ちゃいますてほんま。
評価されてる「霊能力者いっぱいでてきた」シーンやるためにこれ、原作にないもん付けたの?ならもうあんな中途半端な意味わからんやついらんよ。
相変わらず女子高生好きだなほんと、撮るなら綺麗にやれや雑いんだよ。
でもね、もし原作を読まずに映画を観てたとしたら「最高」って言ってたかもしれない。
なんていうか、今年は小説原作映画をよく観たけど「小説」って媒体だからこそ活きるものとか、出来たことがあるってのを身を持って知ったよ。
とにかく酷い出来の実写映画化なんだけど、原作さえ読まなければ「楽しい映画」なんだよなぁ。
男性はついに「自らの罪と向き合う」ことすらさせてもらえなくなってしまった。
サニー/32
・映画当たり屋というのを始めたのを本当に後悔する1本でした。俺はTwitterを許さない。
だってこの映画のあらすじ?140文字で書かれたあらすじ?
小学生の頃同級生を殺した美少女殺人鬼が出所するので彼女のファンである気の狂ったピエール瀧とリリーフランキーに誘拐される映画
ですよ!?絶対面白いでしょ!?その結果がこんなクソって思いつきます?オナニーは自分の家でひとりでしろボケ。
ネット批判映画というか「ドローン少年事件」のうっすっぺらい「ぼくたんっこんなのかんがえまちたっ」発表会。
AKB系列のNGT48っての?にいた北原里英さんのファンの方のみが楽しめる映画なので、彼女のファン以外はよっぽど、家族が気の狂ったピエール瀧とリリーフランキーに拉致監禁されてて開放の条件がこの映画を見ることだった場合ぐらいじゃないと観ないほうがいいです。本当。
秋元康に「ネットの奴らってほんとう救いようないですから(笑)」って言われたい人向けです。死ねや。
この手のあらすじでよくもまぁ……そんな……絶対面白いやつじゃん血みどろ面白いやつじゃん……。
このときめきを返してくれ。
ちょっとこの映画観て映画観るの怖くなりました……予告編とか見ないでタイトルだけで突っ走るのとか出来なくなっちゃった……映画インポになっちゃったよ……。
以上です。
まぁもうなんだろうな、ほんと。
・小説原作映画は出来るだけ小説読まないで映画観た方がいい。映画は映画別物としてカウントする方が精神的に楽。
・邦画はデビルマンから進んでいない。
の2点かな2018年の邦画の学びは。
あと今年90億円も稼いだのにしゃくたんの友人や映画アカウントたちは誰ひとりとして観ていない謎の映画「コードブルー」の存在?マジで怖いからDVDになったときはお前ら一緒に観ようね。
おわり