有刺鉄線でつかまえて

有刺鉄線でつかまえて

映画の感想めも

なんかよおわからんことになってきたで!最強の女と女映画「Girl'sLife」を観た話

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電脳西成からご機嫌よう!クソ映画お嬢様ですわ!
明治153年6月29日月曜日。Twitterアイランドに激震がはしりました。

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配信映画界の魔境Amazonオプティマスプライムビデオで発見されたこちらにおTwitterのお嬢様たちの心はトキメキ。そしてわたくしもトキメキました……ですが、ですが挫折してしまいました、そして今日漸く最後まで観る事が出来ました。

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2009年公開:1時間23分:日本映画
ファッション誌「小悪魔ageha」の専属モデル、桜井莉菜が映画初主演に挑んだガールズムービー。家族に見放され、彼氏にも裏切られてしまった一之瀬ハルカは、唯一の味方である亀のジミーを連れて上京する。しかし、派手すぎるファッションや住所不定が災いして仕事が見つからず、ネットカフェ難民となってしまう。そんなある日、キャバクラの求人広告を見つけたハルカは、すがる思いで入店を決意するが……。(映画.comお嬢様より)

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一言で言うと「シスターフッド映画」でした。
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 DVDジャケ写なのですが、裏面には「5秒後に世界が滅びるとしても、とりあえず髪は盛ります。」とあります。完璧です。

登場人物紹介
(※同じようなメイクと髪型をしているので混ざるが声でなんとか判別して欲しい)

 

●ハルカ
主人公のギャル。大阪弁で喋る。
「友好の印」いうてうまい棒渡す典型的主人公。
デザイン系の学校に行っていたので服のデザインが得意。
亀のジミーといつも一緒。
基本的にネアカ。誰とでも仲良くなれる。
自分に自信があることは人によく話すが、その点自分のダメな部分もすぐ話すので最終話付近で闇落ちするタイプの主人公。

●ミキ
もうひとりの主人公。
金のなさそうな女や家出女をスカウトしてあのはAVとかキャバに送ってる胡散臭い斡旋会社の従業員。
元々出版業界にいた。
「この会社やべーから気をつけな」と女の子たちのアフターフォローする。
酒乱。
昔は最強のギャルモデルだった……?

●シオン
ワケアリ住み込み嬢クーデレ
殴られてきたらしい

●サオリ
常にほろ酔いの嬢
お水6年目35歳
子供がいる

●レイ
本名はカスミ
ハルカの中学の同級生にしてライバル
彼女にいじめられていたがいじめ返した
店のNo1嬢
割と常識人

チアキ
ミキの過去を知る女その1
自分の店を持ってる
アル中で妙な大勢で酒を飲む。曰くミキのようにならないため。
情緒不安定のキレキレだがアイリの命令には素直に応じる
二人称が「お前」

●アイリ
ミキの過去をしる女その2
昔は二丁目でミキと共に暴れていた
今はギャル系の雑誌創刊して好調

 

それではスタートですわ!

 

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まずおクソダサイフォントの前菜がきますの。本当におクソダサいですわ!この手の映画ほんとフォントがクソダサいのお約束外さない!満点!ピンクに黒縁でギャルですわね!
そして開始30秒最初のショックシーンですの。お嬢様たちはここでふるいにかけられるわけですわ……

 

甲羅をデコられたペットのミドリ亀(名前はジミー)

 

逃げるなら今だぞとミドリ亀が訴えてきますわ……まずこれミドリ亀ですの?ちょっと亀はピザが好きな忍者しかわたくしわかりませんので……ちなみに亀に関しては1時間後に
「なんでデコってんの?」「さぁ?飼い主のエゴやろ」
って触れられますので……ラインストーン貼っとったんか……

 

おめちゃくちゃメイクしておめちゃくちゃギャルファッションでキメておめちゃくちゃルンルンで歩く主人公一ノ瀬ハルカ(ネアカ)が向かった先はーーーー面接先のビルですの!もう世の中の職探しお嬢様たち!このメンタルで行きましょう!これでいいんでしてよ!わたくしのお兄様もさあ!

 

面接官のおじさま激おこ。当たり前ですわ……こんなにコーラを飲んだらゲップが出るくらい当たり前のこと……ありますの……?もうこの面接官のおじさまが言うこと全部……正しいのね……本当に……全部が全部……あまりにも正論しか言わないので……本当に……彼女の面接がこれまたダメなの、せめてこの見た目でめちゃくちゃ礼儀正しい!?みたいなの期待してたら「ダメな面接」だし「面接でしてはいけないこと百選」みたいなもんなので本当に職探しお嬢様は見ておいた方がよろしくてよ?ちなみに面接にまでこぎつけたのは面接担当の女子社員が「履歴書に顔写真を貼っていなかったのでどんな人かわからなかったからOKしてしまった」という悲しすぎる理由もあります。マジでこの面接官非がないですわ。この手の映画でこんなに非がないことあります?「ギャルを見た目で判断すんなし!」ポイントというかあまりにも非がないのでおマジで常識のない女として撮ってるのかもしれないですわこれ。

 

そして行くあてのないギャルはーーーースカウトマンにナンパされ彼の事務所に行く展開やろなこれと思ったら全くそんなことなく募集の紙貼ってあったスナックに「募集の紙貼ってあったんですけど~」とアポなしで行くのであった。

 

ハルカ「募集の紙貼ってあったんですけど」
店長「うちでやりたいんか?」
ハルカ「はい」
店長「ええよ」
ハルカ「今から働きたいんですけど」
店長「ええよ」
ハルカ「あと家がないんで住み込みで働きたいんですけど」
店長「ええよ」

ホンマにこの流れで、ホンマに140文字縛りやから削ってるわけちゃいますねんホンマにこの流れで職と家を得るハルカ。

ハルカ「日払いでお金欲しいんですけど」
店長「それはあかんようち週休やし」

あかんのかい

ハルカ「じゃあそれでいいです」

いいんかい

こうして働き出すギャル……

ホスト崩れ「なんかええ店ないかなー」
ハルカ「お兄さんどうですか?」
ホスト崩れ「行ったらなんかええことあんの?」
ハルカ「店も私も潤います」

こうして店を潤すギャル……

 

 

そしてワケアリ住み込み嬢シオン(クーデレ)と友情を育み、先輩に僻まれたり、ホステスの仕事に天職を感じたり、お約束なクソ客に裏拳かましたり、店長が金持って飛んで店が潰れたり、ホームレスと語らってホームレスになったり、ナンバー1ホストに「手強そうじゃん」されたり、ほろ酔い嬢サオリ(ほえほえ)と仲良くなったり、中学の時いじめてた女レイakaカスミ(ツンデレ)が店のナンバー1やったり、正論面接官が店に来たり、正論サービス業の基本を教えられたり、ホームレスから働くことの意味を教えられたり、正論面接官が嬢の唾液入り酒楽しそうに飲んだり、豊胸トークしたり、正論面接官のダンスシーンあったり、亀に恋愛相談してみたり、精神科医と知り合ったり、倒れたり、仕事辞める言うたら引き止められた末に辞めたり、ギャル雑誌のモデルになったり、モデル仲間の顔面殴って犬のごとく吠えられたり(まじ怖かった)、逆ギレでモデル辞めたり、なんかもうなに?、ナンバー1ホストと意味深な会話したり、アホみたいなセクハラカウンセリング受けたり、ギャル店員に雇ってくれ直談判したり、ケータイパカパカ写メ\カシャッ!(爆音)/時代なのがわかったり、なんなん?、ギャル服のデザインコラボしたり、亀をデコのまま野にはなったり、ホームレスと再開して励まされたりして、あたしの人生はこれからっしょ!で終わりました。

 


全体的に観るとマジでトンチキなんですけど、女が女を救って女が女として生きる女映画だったなと観終わったあと爽やかな気分になるんですの。

 

その理由は「キャバクラ」や「ギャル」を売り物にしていながらエロがまったくないから、というか男の存在がないからだと思います。

 

男は女をゲームのように取り合うけど、女はそれに乗らないんですよね。乗る必要ないんですよあんなの。
この映画に出てくる男は女を商品として見てる奴と、女をケアする奴だけなんですよね。

 

女を商品として見てくる奴
・クソ客
・カウンセラー
・スカウト会社の社長
・スカウトマン
彼らはハルカたち女を「女体」という商品で見ているんですよね。
車のおもちゃ
最新ゲーム機
ピアノのおもちゃ
女体のおもちゃ
みたいな感じで、すっごい自然に手を伸ばしてくるんです。
でも女は車のおもちゃでも最新ゲーム機でもピアノのおもちゃでもなく、男と同じ「人間」なんでたまったもんじゃないですよね。なのでこの映画では鉄拳制裁が下るかもしくは無視です。
彼らの相手もまず、しなくていいんですからね。
するとしても「お仕事」だからで「仕事の範疇」でそして「自分の中のOKライン」まででいいんですよ。

 

女をケアする奴
・ホームレス
・ホスト
・亀
彼らは「派手で馬鹿なギャル系お水女」ではなく「ひとりの女」として見返りを期待することなく接してくれます。「女だから」と言われてしまえば終いですけど。そしてそれに対して女は女の気分でお礼すればいいんです。

じゃあ誰が女をケアして女を救い、女を潤すのかといえば「女」あるいは「自分」なんですよ。

 

 

ハルカ「小さい時何になりたかったん?」
ミキ「消防士」
ハルカ「アユみたいになりたかったけど、最近アユにはなられへんことに気がついた」
ミキ「よかったじゃん。やっと自分になれるんじゃん」

作中の会話で一番好きなものです。
この映画に出てくる女はみんな目標があります。その目標に向かってやり方はそれぞれですが頑張っています。目標があるようでない主人公のハルカも彼女たちと接するうちに目標を見つけるのではなく「なんかよくわからんけどもう一回チャレンジしてみよう」と思うわけです。いいですね。目標も見つけられなくていいんです。ハルカは充電切れだったわけなので充電できるようになったってところがいいです。この映画の終わりでハルカは充電MAXでまた「自分になるため」1からスタートがきれた。

 

 

ハルカ「特別可愛くないし背も高くないし」
ミキ「そういうのは他のモデルに任せればいい、ハルカはハルカにできることやったらいい」

あらすじに「家族とケンカ、彼氏にも裏切られ」とあるのでそれに対して「家族との和解とか彼氏との決別」とかあるかなと思うじゃないですか。ないです。ていうか過去に触れるシーンがほぼないです。本当に登場人物みんな過去に触れるシーンないです。会話でポロッとでるだけで特にないです。過去なんて振り返りたきゃ振り返ってくらいでいいんですよ。過ぎたことだもん。それよりも今を生きてるんだから。どうでもいいんです。そんなの今が大事。潔くかっこよく生きてるんですよこの映画の女は。そして「二度と同じ轍を踏むことはねーぞ」という根性があるので、割と失敗したことに関しては慎重だし失敗しそうな子にはそれとなく手と言葉を差し伸べてるんですよね。食われるものは食われちまうますけど。それでも生きている女たち。

 

 

ハルカ「ナンバー1になられへんのかな」
ミキ「どうでもいいじゃん」

見返したいとかやり返したいとか偉くなりたいとかないんです、だって彼女たちは元々「最高」なのですもの。「最高」の彼女たちを「最低」だのなんだと言って自信を奪う世間の声とかいうのも届きません。「最高」の彼女たちがただ生きているだけなのです。「それが?」なのです。

 

 

ミキ「人生何があるかわかんないね」
ハルカ「出会った時から薄々感じてたよ。この人は光の当たる場所に行くべき人やって」

ミキもまたハルカと同じく何かがあり充電ができない状態でした。そしてハルカと出会い充電ができるようになります。
偶然なんか狙ったんか知らんけど、モデルもして頑張るミキちゃんの元にハルカが来るシーンで、ハルカにミキちゃんが気がつく時ハルカよ後ろにライトがあんだよね(1時間16分あたり)。後光だよ。ミキちゃんにとってのハルカが「何者か」もうおわかりだよね?もうみんなわかるよね?映画の女神様(ギャル)が微笑んでるよ。

 

ハルカ「ごめんなあたし欠陥人間やから」
ミキ「あたしも欠陥人間だよ」

作中ハルカは自分に自信があるような言動が多いのですが、それは自分に自信がないので余計にそこに縋ってるだけだというのがセリフの妙なマイナス部分で見え隠れするのです。
そしてそれに対して女たちは特にツッコミもせず、まぁいんじゃね?くらいで終わります。
ハルカも「そっか」で終わります。

自分を自分でせめなくてもいいし、人をせめなくてもいい。
人と人なんて。

 

なんだかわたくしも受け入れられた気がしました。
上手く充電できないのに電気を送られても苦しいだけです、どうして充電できないのかな?と言われても自分が故障しているのか、それとも対応機種じゃないのか、コンセントの方がおかしいのか、うまく説明できませんもの。
なのでいい充電の仕方を教えてもらった気がします。
いい映画でした。

 

 

それではごきげんよう

 

 

 


以下うまくまとまらんかったやつ。
見んでもええで。

 

飛ぶ店長「俺はもうダメだ……シオンちゃん……踊って……ッ」
それ見たハルカ「ジミー私も踊らんとあかんのかな」
翌日
ハルカ「シオンちゃん踊ってから帰ってへんねんけど」
飛ぶ店長「シオンちゃんは風に流れた」
やめたのかな?と思うじゃん。なんとシオンちゃん風俗に行きました!
踊ってが隠語なん?あとシオンちゃん出ないねんけど怖ない!?
なにこれ?!シオンちゃんパートいるこれ!?


チアキ「今度アイリのバーさんが新しい企画のことでお前と話がしたいんだってさ」
ミキ「だったらあたしに直接言えよ」
チアキ「バーさんお前のことが嫌いなんだってよ」

なにか始まってますわッ!

ハルカ「モデルとかしてた?かっこいいから」
ミキ「してないよ。まぁ昔ちょっとだけパリコレ出たことあるけどね」
ハルカ「うそー」
ミキ「うそー」

この女だいすき

 

指立てるなサオリ、ピンドン入れるからな……ッ!

 

ちなみに東京を舞台にしてるねんけど、ほぼ関西弁なのでなんなん?大阪のイメージよくわかっとるやんけ!

 

スーツがしわってるんだよNo1ホスト


アイリのバーさん「紹介してくれない?」
横でチアキ「紹介しろよな!」
アイリのバーさん「協力してくれない?」
横でチアキ「協力しろよな!」

 

バリハイパー可愛い女しかおらん勝たん

 

バリ酔ったミキが亀に話しかけ赤ちゃん返りするの可愛い
え?私が仕事やめたら仕事辞めて?
ミキちゃんはヤンデレ体質だった……

 

撮影場所にペットの亀連れてきてたのか……
逃げた亀が歩いてるの見ていたレイたちを見てる「いぢめられてる!」と殴り込みに来て売り言葉に買い言葉で顔面殴るギャル!スピード感!そして「まぁ謝っとけ」「な?」で唐突な展開がはじまる……

 

ハルカ「レイの味方すんの?」
ミキ「誰の味方でもないから」
ハルカ「寝なかったから?寝たいだけやろ?」
ミキ「マジで言ってんの?」
マジで言ってんの?????????
ミキ「そういう風にとるんだ……」
どういう風にとればいいんだ????

 

代わりにレイに謝りに来るミキにキレるレイ
当たり前だよな

 

レイ「あいつが怒ったらあんたがかわりにケンカするんか?」
ミキ「必要ならそうする」
レイ「なぁ!あいつのためにそこまでする価値あるんか!」

 

なにがはじまるんですか……?

逆にレイミキはじまらないほうがおかしい

 

ギャルを見失い……連絡も取れず……
すっかりギャルに戻り、幼児返りしているミキちゃんの姿が……

アイリのバーさん「ついに本来の姿に戻ったよな……」

 

なんなん?

アイリのバーさん「お前は所詮ダメダメ人間なんだよ……」

なんなん?

 

アイリのバーさん「お前みんなに嫌われてんだよ……」
泥酔ミキちゃん「うぴーしーーーしーーー」
アイリのバーさん「お前のこと愛してるのはアタイだけなんだよ……」

 

なんなん?

なんなん?

 

ミキ、アイリ、チアキのスピンオフくれまじ

ミキアイ前提のアイチア本絶対あるはず

 

おわり

クソ映画お嬢様ですがアブダクティを観ましたの

電脳西成からごきげんよう
クソ映画お嬢様ですわ!

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アフタヌーン映画もそこそこに、わたくしのお兄様とは大違いの「ドリームお兄様」ザック・ミッチェルお兄様に恋をしていましたら配信界の魔境ことAmazonオプティマスプライムビデオ様ですわ!こんな作品をオススメしてくださったの!

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個性派俳優の温水洋一が主演、「地獄甲子園」「デッドボール」の山口雄大監督がメガホンとり、密室に閉じ込められた男がたどる顛末を描くシチュエーションサスペンス。家族にも見捨てられ、借金を抱えた中年のダメ男・千葉厚志は、目を覚ますとコンテナの中に閉じ込められていた。コンテナは船に積まれてどこかへ運ばれていき、やがて千葉と同じように拉致され、コンテナに閉じ込められている被害者が何百人もいることがわかる。千葉は隣り合うコンテナの壁越しに他の被害者と会話し、誰が何のために千葉たちを拉致したのか、情報を集めるが……。(映画.comより)


[リミット]やないかですわ

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調べますとマジで[リミット]を意識して作ってましたの。タイムがおなじ1時間35分でした。まさかそこでしたの!?

 

わたくしの[リミット]感想はこんな感じでしたわ

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オチまで書いてしまいますと

コンテナに閉じ込められていたのはみんな飛行機事故にあっていたことが判明、それは特殊な隕石(コンテナに置いてあった石)が落っこちてきたのが原因だった。
コンテナに集めたのは妙な宇宙人?人間ではないなにか。(見た目は作中会話に出てきました唯一の生存者ですわ)
飛行機事故にあった人間を集めてスーパーパワーを覚醒させようとしていたのでした。
隕石を取り込んだ新たな種の起源と化した温水洋一が赤く光り巨大化して地球が赤く染まり、そして同じような隕石が無数に地球に接近する……で終わりました。わたくし嘘を言いません。

 

 

温水洋一が苦しそうな顔してハァハァ言うて、たまに「台本にそう書いてあるから」としか言い様のない言動をする映画が観たいお嬢様にはオススメですわ。

 

 

まとめますと、「こういうシチュエーションがしたい」映画の失敗例ですわね。


「こういう小粋な会話したい」「こういうシチュエーションで戦いたい」「こういう関係の二人組好き」そういうことを全部詰め込んだ映画はたくさんございますし、成功している作品も多くあります。もっと言えば映画なんてそれの積み重ねなのです。観ている方も「こういうの好きだよね。やりたいよね。あるある。わかるよ」と共犯者になります。


ただし、これをするには明確な「前後」と「脈略」と「理由」が必要なのです。


「これがやりたい」からって前後脈略がないので「やりたいだけ」なのがわかって浮いてしまってるんですの。

 

「これが終わったらオレ結婚するんだ……シチュエーション」がしたい場合、今まで影も形もなかった故郷の恋人の話を突然されても困ります、故郷に恋人がいることを匂わせたりしていてその香りが充満した瞬間に繰り出すからこそ燃えるのです。そうでなければ余程登場キャラクターに魅力がなければ滑ります。スタッフの顔が映って恥ずかしくなります。

 

 

一事が万事それの繰り返しなのですこの映画、まず序盤

目が覚めると顔にビニール袋をかぶせられ手足を縛られコンテナに閉じ込められていた温水洋一
暴れる温水洋一……そこに電話が!温水洋一がした借金を取り立てに来た借金取りだ!

 

温水洋一「必ずお金を返しますから!」

 

ちゃうやろですわ……ッ!お前がここで言うのは……捕まってますだのなんだこれだのここどこだのやろ……ッ!ちょっとこのシチュエーション舐めてらっしゃいます?


擁護お嬢様射撃しますと「この時、温水洋一はまだこれが借金取りの仕業だと思っていたから」ですけど、それにしても最初はこれがいるでしょうがこのシチュエーションに対して妙な落ち着きがこの映画全てをぶち壊してますの。なんですの?銃を口に入れられて「これ除菌してるのかな?」と思う人ですの?名前が無いのかしら!早く死んで授かってくださいな!

 

割と周りにアイテムが落ちてますの。でも温水洋一はなにもしない。なにもしないで怪我の痛みに呻いてるだけ。何がしたいんですのこれ?もっとできることあるでしょ?脱出ゲームしたことないのかしら?

温水洋一コンテナ アイテム一覧
・財布
・ケータイ
・謎の石
・光る棒
・衣服
競艇かロトかの紙
・ペン
・常時光ってる蛍光灯

 

外からの音を頼りに何故か絵を描く温水洋一。絵?!字じゃなく絵?!ちなみに後々に「実は温水洋一は元漫画家」って設定が出ますの。お馬鹿であらせられる?それが出るまでにみんな次の映画見てますわよこれAmazonオプティマスプライムビデオなので。とにかく遅いんですの。これ最初温水洋一が目が覚めるまでに走馬灯って感じで「漫画家としての成功、結婚生活、ギャンブルに手を出す、借金をする、離婚、借金を続ける、借金取りがくるようになる」をテンポよくダイジェストっての?モンタージュての?で見せてから目を覚ましてスタートの方がいいでしょこれスピードが命ですわよこの手の映画は!

 

・割と広めのコンテナ
・船で100人以上運ばれてる
・コンテナの中にアイテムたくさん
・上下左右に人がいて助け合い可能

っていう感じでスタートするわけなんですけど。こっからダラダラダラダラと。コンテナの中からヒントが出るわけでもなく「その答えを出すための会話」が続く。

例:りんご
A「僕実は食物アレルギーがあって」
B「奇遇ですね僕もです」
A「え?本当ですか!?僕りんごダメなんです!」
B「え?!僕もです!……待って?もしかしてここに居るみんなの共通点はりんごアレルギー!?」
A「なるほど!それは盲点でした!」

 

 

・コンテナは完全なる密室で出ることは不可能
・ケータイはあるけど電波がない
温水洋一は唸ってるだけ

ということで「これ脱出映画じゃないな」「リミットでもないな」ってことはわかてくるんですの、じゃあもうこの映画への興味ないのですわ!


もうここで映画名検索してオチ見て終わります普通なら!だってこれ配信で観てますから!ていうかそうしてくださいな!わたくしがクソ映画お嬢様だから付き合ってさしあげてますのよ!


本当にこれ映画館で閉じ込められないと無理ですわよ……。全く興味ないですもの。「じゃあ温水洋一たちがなぜ閉じ込められたのかな?」で興味のモチベーション保つべきなのでしょうけど、あまりにもこの行き当たりばったりと言いますか「台本にそうかいてるから」としか言いようのない言動を見続けるの本当に苦痛。苦痛です。


これが続いてげんなりしながらついに55分後!話に動きが!


都合よく捕まってた鉱物学者「このコンテナにある謎の石が「貴重な隕石」なので、それが発見された採掘場へ向かっているのかもしれない」
答えが転がってきましたわね。

 

それで動くかと思いきやまた温水洋一のうんうん悩みタイムですわ、温水洋一ファンはたまりません、わたくしもたまりません、何故こんなもの観てるんでしょうか、劇場公開されていることを考えると尊敬いたしますわ……これを耐えたお嬢様たちを……。

 

そして温水洋一が動く……ッ

 

温水洋一「描かなきゃぁ……」


競艇?の紙の裏にマンガを描き始める温水洋一
まずは出ることを考えろボケ。
エモーショナル優先にすなボケ。
その夢おってる場合ちゃうボケ。
温水洋一はこのコンテナから出ていんですか?出たくないんですか?見ている限り出たくないのかしら?マンガ描いちゃダメです。ここは脱出するために色々行動すべきことでは?もう完全に諦めモードですわこれ。

 

もう終わってくれマジで頼むからお願い……そう思っていますとなんと隣だかのコンテナに娘が入っていることが判明、そして「父親と娘がやりがちな会話コント」を見せられるのですわ。


前後の脈略なさすぎませんこと?これ。温水洋一今まで全く出るための行動起こしてないうえにマンガ書いてたんですのよ?それで「絶対お父さんが助けてやるかなぁ!」言われましても「あ、ここはそういう台本とパートなんだな」ってなるだけですわ!「次は自暴自棄暴れパートかしら」と思っていたら案の定それが始まって笑いもおきませんことよ!

 

暴れる温水洋一。ふと謎の石を見ると光っている……
石を触るとなんと温水洋一の足の怪我が治っている……っ!
(序盤めちゃくちゃ時間かけて足痛いよぅ演技をしてくださったのです。まだこの頃はワンシチュエーション脱出スリラーだと思っていたのでここになにかヒントとなるものが埋め込まれているのでは?!と期待していたら本当にただの怪我でした)
そして頭の怪我も治っている……っ!
(転んだ拍子に後頭部を怪我した温水洋一。足でやっとること頭でもう一回する意味ってありますの?これいりますの?)
また始まる「父親と娘がやりがちな会話あるある」
長々とされてげんなりしていますと温水洋一が「くそぉんっ」とコンテナをぶん殴る
なんとコンテナが凹む
石に触れるとパワーを得られることに気が付く温水洋一……

 

 

温 水 洋 一 覚 醒 …… ッ

 

 

コンテナを拳で破壊する温水洋一。なんでしょう迷路は壁を壊せばいいとでも言うのかしら。もうなにも言いたくありません。

 

「リミット」のどこが面白かったのか、是非ともこの映画の監督と脚本のお嬢様に聞いてみたいですわ。
閉じ込められ映画でもない、トンチキ映画でもない、この映画は実験映画です。
「シチュエーションあるある」だけで構成すると前後の脈略がなくて浮き上がってしまうから、ちゃんと間に緩衝材となるべくエピソードを積み重ねないと活きないということを教えてくれる実験映画ですわ。
わたくし、またクソ映画お嬢様としてレディへの階段を登らせていただきました。

 

あと一番最初に

ダーウィンによると最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるでもない、唯一生き延びるのは、変化に適応できるものである」

と、今何かと話題のダーウィンお嬢様が出てきますけど、ちゃんと経営学者レオン・メギンソンお嬢様のお名前が出てますのでセーフです。これはレオンお嬢様の独自解釈ですものね。

 

しかし……「私は君の脳に直接語りかけている」ってマジで言う宇宙人、インターネットで知識を得たせいでマジクソファッキン口が悪うございますサイバトロン軍指令オプティマスプライムお嬢様みたいなことでいいんですの?流石にびっくりしましたわ……本当に言うのですねこのセリフ。


それではごきげんよう

幸福の科学の映画「心霊喫茶「エクストラ」の秘密-The Real Exorcist-」を観た話

youtu.be


観てきました。

※あくまでも「この映画を観てしゃくたんが感じたこと」なので、宗教団体「幸福の科学」に関してのことについての歴史だの考察だのそのあたりはなんも書かれてないです。なんも調べてないですし、書く気はないです。マジで。宗教団体については勝手に調べてくれや。また「幸福の科学」に関しては否定もしないし肯定もしません。しゃくたんは受け入れはしないけど理解はします。そんな感じ。100年以下の新興宗教やし、しゃくたん邪神やし。この映画を見て感じた宗教観も書いてますけどあくまでも邪神の意見です。邪神に戻りてえマジで。

 

ネタバレ感想全開です。

 

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【ネタバレ】車のかわりにガキが出る!映画「名探偵コナン紺青の拳」を観た話

クッソおもしれえポイント
・園子がかわいい
・推理やサスペンスをかなぐり捨て「実在の建物を破壊しまくる」ことに特化した本編。
・シンガボール破壊祭り
・登場人物全員知能がワイルドスピードくらいしかないし、人体強度と強さもワイルドスピード。車の代わりにコナンが出てくる。
・蘭ちゃんとあの蘭ちゃんをも畏怖させる京極真という男のWハルクが武装したヤベーイ奴らを蹂躙する。
・園子がかわいい
・アマゾネスLINEに続く吐血マーライオン
・エンディングテーマでスピーカーから国宝が聞こえる
・園子がかわいい
・すげえドスケベな中年男性が出てくる
・園子がかわいい
林原めぐみ様のお叱り音声
・とんでもねえドスケベな中年男性が出てくる
・園子がかわいい

 

パンフレット
・本編のお供って感じ、イラスト集とか詳しい解説とかキャラブックというよりは作品のお供。
・京極真と園子の簡単な関係が書いてあるので助かった
怪盗キッドとコナンの簡単な関係が書いてある
・イメージボードみたいなのはない、ほぼ文字
・少年探偵団の見せ場なので、みんな買おう
・文字にふりがながふってないので、割と子供向けパンフレットタイプじゃない

 

総合
名探偵コナン」ってコンテンツの一番の強みって「アニメ」ってところなんですよ。
アニメなんだからなんだって出来るんですよ、この規制だらけの邦画において「名探偵コナン」が生き残り続ける部分はこれがあるんだと思いました。
名探偵コナン」が真っ向から推理モノやサスペンスモノをしようとしてもどうしても、実写作品や実在の事件などと比べられちゃうんですよね。
コンテンツのターゲット層のこととか規制や規約など考えるとやれることが少ないなかで工夫しても、どうしても「所詮アニメ」って言われちゃう。
でもその「アニメ」が邦画や洋画、アジア映画インド映画とにかくこの世界のありとあらゆるものに「名探偵コナン」が勝っている部分だと思うんですよ。
絵なんだからなんだって出来るんですよ。ロンドン橋落とそうがスカイツリー折ろうがハルカス爆破しようが、アニメなんだからッ!
予告編でも散々出てきた「吐血マーライオン」が何故「吐血マーライオン」したのかホントマジで「マーライオンからさ……なんか……血?まぁ血じゃなくていいけど……なんか出たらさ……かっこよくない?おもろない?」くらいの感覚で出されているから信頼度高いですわ。なんかでかい建物あんな爆破しよ!のマイケル・ベイ理論ですよ。なんかおもろいから爆破しよッ!ハリウッド理論で話が進むなぁ……ッ!!!!!!!カッコ良さ重視です。
破壊祭りモノになると競い合う作品が途端になくなるんですよね邦画は、破壊祭りに重点をおけば「名探偵コナン」は一人勝ちできる土俵に今いる。
これからも実在の建物を破壊してほしい、景気よく爆破していってほしい、そう思いました。
今一番面白い邦画だし「エンターテインメント」だなって、だって「シンガポール爆破セレモニーしてえ」ってことしか伝わらねえもんこの映画。
あと未だに「俺は高校生探偵工藤新一」からはじまるこれまでのあらすじオープニングがあるし、今回の主要キャラである怪盗キッドと暴力の擬人化京極真の説明もあるので初見でも安心ですよ……。
とりあえず映画、スピーカーから国宝が流れるまで観て?


以下とりとめないやつ。ネタバレ全開やぞ。

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2018年の邦画の話【超】

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 2018年に観た、2018年度公開邦画を16本観ました。

ドラゴンボール観たよ!これで心置き無く2019年に挑めっぞッ!

 

絶対観てくれよなッ!

仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER
パンク侍、斬られて候

ドラゴンボール超ブロリー
マンハント
カメラを止めるな!
孤狼の血
去年の冬、きみと別れ

万引き家族
未来のミライ
名探偵コナンゼロの執行人

BLEACH

ニンジャバットマン
ラプラスの魔女

50回目のファーストキス
来る
サニー/32

あほくさ

 

※上記映画のネタバレ全開だし、あくまでも個人の意見やからこれを読んで「観なくて正解wやっぱりクソだったじゃんw」とか言わずに観てくれよな。映画は地獄、体験してなんぼよ。

 

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